最近は植田日銀総裁発言から長期金利が上がり、来年早々のゼロ金利解除への思惑が強くなって来ており、それが銀行株や保険株の人気の原動力に成っています。
昨日53円高したSBIインシュアランスもこれが底流にある事は間違いありませんが、昨日の上げ方は先日の「アルヒ、住信SBIネット銀行の提携協議開始」を加味しても説明し難いものです。
しかも板を見ていると「かなりの資金量を持つ少数の者が意思を持って買っている」買い方で、イナゴ投資家が集まっているとは思えません。
問題は買って居るのが大口個人なのか、機関投資家なのか分からない事ですが、出来れば年金のような長期資金が買って貰いたいです。(^^♪
何と言っても保険業と言うのは、真面目にやれば確率的に計算された必ず儲かる仕組みな上に、SBIインシュアランスに至っては、全国団信推進協会を通じた70行に及ぶ地方金融機関や、新生銀行、アプラス、アルヒなど親が買収した金融機関の保険が集まる仕組みが有ります。
しかし、これらが本当に数字となって表れるにはまだ2年は掛かると思って居ますから、現在の上昇は期待先行と言う事になります。
むろん株価は現実に1年半先行すると言われていますから、現在の上げに異議が有る訳では有りませんが、後半期の保険会社は台風や雪害などの天災による支払いが増え、赤字に成る事が多いのも忘れるべきでは有りません。
保険会社への投資は確実性は高いものの、数字が出るには時間は掛かりますから、腰を据えて行う必要が有るのです。
従って短気な方は、明日決算が出るファーストロジックや、コアなどの高値圏にある銘柄で勝負した方が結果は速く分かります。(^^♪
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