各国首脳のベトナム訪問が相次いでいると言います。
6月にオーストラリア・韓国、8月にカザフスタン・シンガポールの首脳が訪問し、9月10日にはバイデン大統領の訪問が予定されています。
各国首脳が次々訪問すると言う事はそれだけベトナムの重要度が増している事を示している訳ですが、理由としては軍事的に中国封じ込め戦略の要となる事と、経済的にはレアアース埋蔵量世界2位と言うのが大きいようです。
また最近は中国企業が自らの製品をベトナムで生産し、ベトナム製として輸出することで、対米摩擦低減を図っている面も出ていますから、今後のベトナムの未来は明るいと言えるでしょう。
人工約1億人のベトナムの一人当たりGDOは21年で3716ドルと言いますから、経済成長が加速すると言われる1人当たり3000ドルを既に抜けて来ているわけで、平九郎はASEANで、一番早く成長するのはベトナムだと思って居ます。
まあ確かに人口が多いインドネシアや、英語が公用語のフィリッピンなども魅力的ですが、何と言っても中国と地続きのベトナムは、本国から逃げたがっている中国資本の逃避先として資本面から成長が早いと思えるのです。
ただベトナム等の途上国に投資したいのは銀行の融資先がない日本も同じであり、今後はASEANやインドなどへ成長資金を供給する事で金融収入を得て、暮らしぶりを構築していくのが一番現実的だと思って居ます。
そして、その金融収益を田舎のジジババまで行きわたらせる仕組みを作ろうとしているのが、SBI新生銀行(旧長期信用銀行)を買収した北尾氏ですが、彼は長期融資が得意な新生銀行を中心とした第四のメガバンクで、それをやろうとしているのだと思って居ます。
まあ簡単に言えば、田舎のジジババの資金を海外融資に使うには、旧長期信用銀行の長期融資の仕組みと、地方に根を張る地銀の統合が絶対必要だと言う事ですね。(^^♪
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