必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

米国経済の秋

今日は9月4日、昨晩は雨が降った事もあり、夜中の最低気温が25度を下回っていましたから、連日の熱帯夜が途切れた訳で、日々秋の気配が濃くなってくるのを感じてます。

さてそんな中、注目の週末発表された米雇用統計が穏当なもので、NYダウは115ドル高としっかりでしたから、今日の東京も堅調な相場が予想されます。

ただ最近思うのは、やはり米国株式も秋を迎えているのではないかと言う事で、FRBの利上げが長引くリスクを織り込んでいない事です。

米住宅ローンの金利は現時点の固定型平均で7.18%と言いますから、新規に住宅を買う人は限られてきますし、商業用不動産ローンも来年末までに200兆円程満期が来て借り換えが必要だと言いますから、FRBの利下げが遅れれば、不況感は一気に強まりそうです。

以前メモに書いたように、自分でも不動産バブル崩壊直後に自宅マンションを売りに行った事が有るのですが、当然中々売れませんで、結局価格を下げて売りました。

それでもバブル崩壊直後ということも有り。買値の2倍程度で売れたので、それがその後の投資用資金になった訳ですが、この時分かったのが、売れない時でも、買いたい人は沢山いた事です。

買いたい人が居るのに、売れないのは、バブル崩壊で総リスク量を減らす必要が出た銀行が融資しなかったからであり、簡単に言えば買い手のローン審査が通らないのです。

そして現在の米国はその当時の日本によく似ており、どうも米国経済の秋が近づいていると思えてなりません。(-“-)

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