先週インシュアランスの親会社であるSBIホールディングの1Q決算が出ており、これは良い決算でした。
ここ数日下がっているとは言え、年初からの株価の急騰の恩恵を受けているのは間違いなく、今年は1年を通じて大幅増益になりそうです。
昔から証券会社は相場が活況に成れば問題が全て解決して、その為に却って改革が遅れていたのですが、今回の株価上昇はSBIグループにとっても「干天の慈雨」と言って良く、苦しかったであろう資金繰りが一気に楽になっているでしょう。
さてこうなると、平九郎が注目しているのがSBI証券が来年上半期に予定している、株式手数料無料化です。
無料化はシステム上の理由で遅れていたのですが、北尾氏はやりたくて仕方なかったようですから、来年の新NISA開始に合わせて、無料化キャンペーンをやれば、効き目は強烈であり、他の証券会社の対応が見ものです。(笑)
これでSBIが新NISA獲得競争で圧勝すれば、第四のメガバンク構想の現実化が誰の目にも明らかになりますから、地方金融機関との提携も更に増えます。
「勝ち馬に乗る」と言うやつですが、「株式手数料無料化による圧倒的シェア確保」これが出来て初めて北尾氏の第四のメガバンク構想が完成するのです。
結果、地銀や信金信組など地域金融機関は、複雑な保険を売るには最も適した存在ですから、同構想が完成すれば、ネットだけでは難しかった保険の販売が加速度的に伸びるのです。(^^♪
※上記はまだ先の話であり、目先は9日の決算発表での市場の反応と、四季報夏号の予想数字が増額修正されるかだと思って居ます。(^◇^)
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