今朝の日経に銀行株についての面白い記事が載りました。
通常の銀行株が5年ぶりの高値を付けたという記事の下に載った「「日銀株」が急浮上」、と言う記事で、金融政策を司る日本銀行の株が29,700円の400円高と急進していると言うのです。
最も日銀株と言っても、議決権がない為、正確には株ではなく出資証券とい位置付けであり、一般の株とは全く別物ですが、チャートは出ており、価格は毎日動きますし、売り買いの板も見れます。
しかもこの日銀は面白い事に日本の上場証券で唯一電子化がなされておらず、今も記名式の券面で流通していると言いますから、金融オタクにとって、究極のコレクション対象なのでしょう。(笑)
しかし、配当は額面100円に付き5円に制限されており、儲かっても増配は有りませんから、利回り的には0.017%と貧弱で、コレクション以外の有用性は無いとも言えます。
その上、一単位買うのに約300万必要と有っては気軽には買えませんが、券面が引き取れるなら券面で引き取り額縁に入れて飾れば、自慢の種にはなりそうです。(笑)
何れにしてもこの日銀出資証券、世相を知る役には立ちそうですから、暫くウオッチしてみる積りです。(^◇^)/
追伸:平九郎は30年ほど前、とある金持ちの自宅で玄関に飾った、バブル時代に5億円で買ったというゴッホの絵を見せられたことが有ります。
ただどう見てもゴッホなら何でも良いという日本人が、バブルで高値を掴まされたとしか思えない絵だった為、褒めるべきだと思いながらも褒める事が出来ないで苦労した思い出が有ります。
それに比べれば300万円で買える日銀出資証券は、券面が引き取れるなら引き取って玄関に飾った方が、遥かにコスパが良さそうです。(笑)(^^♪
写真は朝食に頂いた桃ですが、余りに見事に「桃」しているので、載せてみました。(笑)(^^♪
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