必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

人生は覚悟で変わる

絶対潰れない筈の株を買ったばかりの平九郎を襲った恐怖とは、「西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載」事件でした。

これは同族会社である西部グループが、企業支配の為に名義借りを行い、流動株比率を偽っていたと言うもので、当時世界一の金持ち企業と言われ事もある同社が有価証券報告書の虚偽記載を理由に上場廃止に成ったのです。

むろん西部グループだけなら問題はないのですが、当時の噂では同様の事を行って上場している同族企業が60社程度あると言われており、三谷商事も西武とよく似た同族企業だったのです。

なにせ西部にせよ事のスタートは1957年と言われ、戦後の混乱期が終わったばかりの、「ルールは有っても、厳格に適用されていないような時代」であり、他社でも十分あり得る話ですから、絶対大丈夫と思って買った株が一週間後に突然上場廃止の危機を迎えた訳です。( ゚Д゚)

当時は会社を辞めたばかりで、ネットの株仲間も居なかったですし、周囲に相談できる人も無く、一人で悩みに悩んで出した結論は「たとえ上場廃止に成っても株主権が失われる訳では無く、このまま放置する」でした。

そして、もし上場廃止の上に資金が必要になったら福井の本社にプラカードでも持って乗り込み、株の買い取り請求する覚悟を決めたのです。(笑)

その後東証は数が多すぎる事から、他社の処罰を諦めたと聞いていますが、本当の所は良く分からないままです。

ただその後は株価も順調に上がり、結局買値から3倍ほどに成った所で売却し、現在の基礎が出来た訳ですが、あの時保有継続で腹を固めなければその後は全て疑心暗鬼に陥り、今は無かったでしょう。

結局人生など、知識や経験などよりも「覚悟」一つで大きく変わるものであり、今がまたその時なのだと思って居るのです。(^◇^)

 

 

 

 

 

 

 

分散投資すれば良かっただけだろう。”(-“”-)”

 

 

 

写真は自作の卵かけカレーですが、お醤油を少しかけて食べると以外と合うのでお試し下さい。(^^)

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