相場を予想しても当たらないので、昔話をしますが、20年前勤めていた会社を早期退職し、多少の資金を手に入れた平九郎は当初チェーン店のドトールコーヒーでも経営して傍らで株式投資をする事を考えていました。
しかし、調べてみるとドトールを開店するには当時持っていた資金を全て注ぎ込む必要があるにも拘わらず、自分は喫茶店経営になんの知識も経験も無い事に気が付きました。
所が趣味的にやろうとしていた株式投資には当時から結構知識も経験もありましたから、これなら株式投資を本業にした方が正解だと思ったのです。
本業にするなら確実に儲ける必要がありますから、そこで考えたのは以下の3点です。
1. 2003年は不景気のどん底だったので、相場は今が底である。
2. 底値の相場の中で、最も割安な株を買えば、確実に儲かる。
3. ただし何時上がるかは分からない為、当面の生活資金は現金で保有して、徹底して節約に努める。
要は単純に「相場の最悪期の今、一番割安な株を買えば、必ず儲かる」と考えた訳です。(笑)
今考えると笑ってしまいますが、当時は大真面目で選んだのが北陸のセメントを中心とした地方コングロマリットの三谷商事一社だけでした。
当時は時価総額160億程度の同社が、経常利益を60億出しており、増益傾向の上、含み資産も多く持っていたので、潰れる事は絶対ないと、保有資金の6割近くを1ヶ月ほどかけて少しずつ買ったのです。
これで保有するだけで、3年以内に2倍になれば、下手な喫茶店経営より遥かに儲かると思ったものでしたが、買い終わり1週間もしない頃、平九郎を恐怖のどん底に叩き込む、ある大事件が起きたのです。ピギャ~~~ (;゚Д゚)//
その大事件とは
続く・・・・(笑)
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