最近インターネットイニシアティブ(IIJ)の動きが鈍く、情けない思いをしていましたが、今日の日経に「1円スマホ」に新規制案 という記事が載り、理由は此れかと思いました。
内容は「格安スマホ事業者で新規契約した回線をすぐに別会社に乗り換え、端末を格安で入手する。回線は短期で解約して端末をネットや中古市場で転売し、利ざやを稼ぐ。」等と言うもので、IIJがその被害に合っているようなのです。
今回株価に元気が無いのも、前回急落した時が、個人向けインターネットサービスの不調を原因としていたことを考えれば納得がいく話で、要は、格安スマホの不調が個人に見えていた為、敬遠されていたのでしょう。
しかし、元々個人向けネットサービスの売り上げなど全体の1割程度であり、利益に与える影響は大きくない上に、新規制案の有識者会議での大筋合意を得て、年内にも関連法案が改正される見通しの為、今後は変わってくるでしょう。
現在のIIJは法人向けサービスが主力であり、今後もそれは変わらないでしょうが、残念ながら個人のイメージ先行の売買に振り回されることは有りそうです。
最も今回、法改正への見通しが早く着いたのは、IIJの社長が元財務次官の勝栄二郎氏だからでしょう。
従って今後もIIJに何か不都合な事が有れば、勝氏が改革してくれると思って居ます。(^^♪
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