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海運株はホントに安値なのか?

週末の海外市場の大幅高を受けて、今週の東京株式は堅調な展開を予想していますが、日経225が強いのは9日のSQまでだと思って居るので、平均株価的には売りの目線で見ています。

むろん自分の持つ長期投資の銘柄は放置しますが、SQを境に、業績を基礎とした個別株物色に移ると思うのと、やはりここ迄の日経平均上げのピッチが速すぎる事で、反動を恐れている訳です。

相場は先物中心の上げが終ると同時に、物色銘柄が変化すると思って居ますが、ここで危険なのは日経平均が急激に上がる前からコロナ下で大幅に上がっていた日経225採用の日本郵船や、商船三井、川船などの海運株だと思って居ます。

理由はコロナ下の金融緩和や、人手不足に端を発した海運料金の暴騰が終わった事で利益も下降し始めており、しかも米高金利政策の為、景気も悪化する寸前ですから、海運株にとっては強烈な逆風が吹き始めているからです。

例えば代表的な日本郵船で見ると、予想PER 7.6倍、PBR 0.6倍、 配当利回り 4%ですから、一見魅力的な買い場に見えます。

しかし、こんな時は長期チャートを見るべきで、例えば日本郵船の、10年月足チャートはこんな感じで、とても危険な場面であり、此方が実態だと見るべきでしょう。

従って海運株は長期下落相場に入る寸前だと考えて居る為、配当取りを目的にした長期保有などは考えない方が良いと思って居ます。(^^♪

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