昨日の日経平均は、中国景気指数の悪化を切っ掛けに440円安と下げましたが、本日も決着したかに見えた米国の債務上限問題が、議会での採決に躓くようだと大波乱の可能性が有ります。
従って今日も積極的には動きずらく、見送りを決め込んでいますが、そんな中で、注目を引いたのが、「ステーブルコイン発行へ 改正法きょう施行 地方銀行など年内にも」の日経記事です。
ステーブルコインとは法定通貨の日本円と同等の価値で交換できるコインですから、価値が安定しており、決済手段として使える訳ですが、記事によると狙うのは小口取引ではなく、1,000兆円に上る企業間決済だと言います。
そしてこのプラットホームを提供するのが、デジタル通貨フォーラムを主宰するインターネットイニシアティブ(IIJ)傘下のデーカレットな訳ですが、傘下と書いたのは、IIJが人的に支配はしていても、資本的に支配している訳ではないからです。
ディーカレットの運営するデジタル通貨プラットホームは言わば「公器」ですから、このような形を取ったのでしょうが、これは言わば「組合」であり、IIJは「組合長」のような立場だと考えれば分かり易いでしょう。
問題はこれがIIJにとって、どの様な規模と仕組みで利益を発生させるか見え難い事です。
しかし、ネットへの接続と、使用ソフトの提供を本業とするIIJにとって、プラットホーム提供の組合長は超長期の安定利益に成るのは間違いないと思って居ます。(^^♪
写真は三島水泉園の横の川で見つけたカルガモの親子です。(^o^)
コメントを残す