必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

注目は阪和興業

昨日、バフェット効果で上がる株と書きましたが、日経でバークシャーは保険業であり「保険契約者から保険料を受け取ってから保険金を支払うまで運用に回せるお金「フロート」をベースに、投資規模を雪だるま式に増やしてきた。」と紹介されましたから、関連として注目を浴びるのはSBIインシュアランスです。(^◇^)

な~んて書くと、アホ~~!と罵声が飛んで来そうなので止め、もう少し現実的に考えると、やはり長年投資家には不人気だった他の商社株に注目が集まると思うのです。(笑)(^^♪

最も5大商社はバフェットが買っており、これを買うのではただの追随ですから、他の商社を見てみると一番面白そうなのは、鉄鋼商社の「阪和興業」だと思えました。

阪和興業は今年3月期のPERは3.14倍、来年3月期は減益予想ですが、それでもPER3.89倍という割安さに加え、中国東南アジアに多数の支店を持ち、中国やASEAN全域に強い同社は、今後来るアジアの時代を考えると、成長性も高いです

弱点としては、自己資本比率が22.2%と低く、配当利回りも2.58%と高くない事ですが、配当利回りが低いのは投資が多い為であり、自己資本の充実は既に会社が重点目標として挙げていますから、今の成長投資が一巡すれば、回復するでしょう。

またこれ迄、鉄鋼商社では「日鉄物産」がNO1として君臨していたのですが、同社が新日鉄のTOBで、上場廃止になる事も阪和にとっては追い風だと思えますし、財務分析専門家の評価も悪くありません

同社の扱う鉄鋼は重くて嵩張るので、流通センター等の巨大設備が必要な為、参入障壁も高く、2倍に成ってもPER7倍程度と言う割安さは、魅力があると思えるのです。

また同社は不動産バブル時代、「財テクの阪和」として名を馳せた企業でもありましたが、巨額財テクの失敗からも立ち直ったバイタリティと収益性も評価しています。

何と言ってもバフェットが5大商社を全て買ったと言う事は、個別企業に注目している訳ではなく、「商社に注目」しているのです。(^^♪

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