昨日のNYダウは198ドル安と、SVB破綻から発生した金融システム不安のショートカバーが終わった事を示してくれましたが、問題はこれから発生するであろう米景気後退の期間と深さです。
しかも、金融システム不安が去ったと言っても、個別銀行の信用不安迄が一掃された訳では有りません。
実際あるアナリストが、話題のチャットGPTを使い、ドイツ銀行の株価急落の原因となった劣後債の買い戻しの効果を聞いたら、AIは信用力向上などポジティブな事しか並べなかったと言いますから、何が原因で銀行破綻が起きるかなど天才でも分からないのです。
「市場は理論通りには動かない」と言うのが投資家の一番難しいところで、しかも起きた現象が同じでも、市場が過去と同じように動くとは限りません。
最もだからこそ面白い訳ですが、長年見て来た結論は、鈍才の自分が株で儲けようと思ったら、天才でも分からない、相場を追わないと言う事です。
分かり難いと言われそうですが、今自分が追い求めているのは、大きな時代の方向性と「企業の仕組と実績」であり、相場の動きでは有りません。
その為、主力銘柄の売買は極端に減らしており、小口の短期で売り買いしているのはボケ防止の為なのです。(笑)(^^♪
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