週末のドイツ銀行株価急落の原因が、「Tier2劣後債を早期償還すると発表。」だと言います。
これは簡単に言えば、現金保有比率の高いドイツ銀行が「自社の借金の支払に余裕が有ることを示した」事に成ります。
しかしこれを聞いた投資家たちが、「借金が支払える内に自分の金を取り戻せ」と言い出したようなものですから災難でしか有りません・
しかし、実は株式市場ではこのような事が良く起こります。
ほゞ理論道理動く債券市場に比べて、株式市場は短期的にはムードや感情で上にも下にも動くのが一番難しい点で、理論通り動きません。
そしてそれは市場にストレスが溜まっている時に起きやすいのですが、それは正しく今週であり、しかも誠に残念ながら今は権利落ち後の市場は下げ足を速めると思って居ます。
今の株式市場は、配当と言う果実を壺の中で握りしめて手が抜けない「インドの猿」です。
猿が逃げるには壺の中の果実(配当)を手放すことが必要ですが、ここまで来て果実を手放すのは、実は自分でも悔しいです。(笑)
配当付き残り3日で、理論通り動かない市場を相手に、高配当銘柄を幾つか手放す必要が有ると思って居る為、今週は悩ましいです。”(-“”-)”
しかし、こんな時こそ長期投資に意味が有る訳で、主力のIIJとSBIIGは全く動かさないと決めています。(^^♪
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