欧州でクレディスイスが買収され、AT1債が無価値になった事が飛び火し、懸念していたドイツ銀行が一時14%安と売られ始めました。
ただ欧州中央銀行(ECB)も厳戒態勢を敷いていますし「条項に明示されている事で騒ぐのは己の無能さを示すものだ」の声も有り、その後のNYダウも132ドル高で終わってますから、まだ配当付きの月曜は左程心配する必要はないでしょう。
最もその分、配当を落とす30日以降は心配で、時価総額の大きい銀行株からの資金流出は、指数に与える影響が大きいと思われます。
そして日経平均に与える影響が260円と言われる3月配当は、裁定取引業者にとっても魅力的ですから、配当落ち前には解消売りは出難いものですが、落ち後先物が現物より安く成れば、容赦なく解消売りを出してきます。
ちなみに現在の裁定買い残は3月22日現在で約5億株であり、配当落ち後に先物が現物より安く成れば、5億株の裁定解消売りが出る可能性が有る訳です。
従って週明けから3日間、高配当銘柄の深追いは危険と言わざるを得ず、ここは寧ろ株式指数にも含まれず、配当も無い純金ETF等の方が面白いと思い昨日はプラチナETFを買い増しました。(^^♪
写真は先日の陶器市で買った陶器の金盃ですが、多少下品でもこれでお酒を飲むと美味しいです。(笑)(^◇^)
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