通貨価値が下落するインフレ下で、人々が価値の保全に何を選ぶかと言うのは、資産運用に於ける永遠のテーマだと思います。
当然、今持っているマネーが増えていくか、将来他の財との交換価値が上がるものが欲しがられる訳です。
それは過去は、土地が中心であり、時に株や債券であったり、書画、骨董、チューリップ等だった訳ですが、代表的な価値の保全手段がGOLDだと思うのです。
実際GOLDの価値は大昔から余り変わってないようで、自分で調べた限りでは、金貨一枚は一家族が1ケ月暮らせる程度の価値を2,000年ほど前から保っているようなのです。
そして自分でも不動産バブル崩壊後にインフレを予想してGOLDを購入し、今でも一部は保有していますが、長年持ってみて分った事はGOLDは働かないと言う事です。(笑)
確かに、購入時から見れば、価格は倍以上にはなっていますが、持ってみて思ったのが「GOLDは働かず、ただそこにあるだけ」と言う事です。(笑)
しかもGOLD単体では買い物も出来ず、物やサービスと交換するなら、通貨の形に戻すことに成りますから、結局通貨が増えていれば同じことだと気が付きました。(笑)
ただ現状は通貨の番人たる中央銀行が、GOLDを買い漁って居る状態ですから、何れGOLDの人気沸騰(ブーム)が起き、価格が暴騰することは必ず有ると思って居ます。
しかし現在の税制では土地投機は不可能ですし、働かないGOLDは何時ブームが起きるかは分かりませんから、今は貨幣価値を増やす仕組みである「成長企業」に投資している訳なのです。(^^♪
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