最近米国株の戻り相場が続いていますが、これは金利上昇が短期間で終わり、米景気後退が起きないか、起きても穏やかなものという見方に基づいています。
しかし、残念ながら平九郎は、米国景気は金利を下げても回復せず、長期間落ち込む可能性が高いと思っており、米国景気と株価の長い低迷を前提として考えています。
理由は全世界市場を前提に、米国景気を牽引していたGAFAMの相場が、大天井を付けていると思うからで、中国・ロシア等との冷戦構造で、世界市場が半減した今では、景気低迷が長引き、株価の整理にも時間が掛かると思うからです。
しかも今回は大きくなり過ぎたGAFAMに対して、政治も敵対的ですから、市場が半分に成った上に、政治が敵に回るなら、回復は遅れて当然です。
従って、長期投資を前提とする新NISAでの米国株投資には反対で、買うならASEANやインド、アフリカ等の新興国だと思って居るのですが、問題は新興国の経済は、米国依存度が高く、米国景気が後退すると、新興国も不景気になる事です。
最も新NISAが始まるまではまだ1年近くあり、その間で答えは得られますから、今の新興国投資は、慣れる為であり、飽くまで打診買いですから、大勢に影響のない範囲で行って居ます。(^^♪
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