突然の下落で買ったイオンフィナンシャルサービス(イオンFS)ですが、イオンGは今年中に東京都と千葉県を対象にした、最先端技術を導入した超大型ネットスーパーの開店を計画しています。
この取組が成功するかは分かりませんが、開店時には話題になるのは間違いありませんし、倉庫から直送のネットスーパーとなれば、支払いはほゞ電子マネーやクレジットカードだけですから、ポイント優遇されるイオンカードを使う人は多くなり、イオンFSにとっては大きな増収要因です。
さてここで冒頭のスクリーンショトでイオングループの収益構成を見てみると、稼ぎ頭はスーパーではなく、利益率の低い「小売」で集客して、利益率の高い「金融」や「不動産」で稼いでいるのが分かります。
金融の比率が高いのは、カードを通じて集めた、生まれてから葬式迄の情報を元に、イオン銀行や、住宅ローン、保険、投信まで売っているからです。
またデベロッパーが儲かるのは開店前に余計に買った周辺の土地を、必ず値上がりする開店後に売るからで、金融が儲けだす以前の利益の源泉はこれでした。
しかし事業が成長すれば、全体に占めるデベロッパーの比率は下がっていきますが。金融事業による収益の比率は上がって行きます。
これが平九郎が優待も付かないイオンFSを買っている理由ですが、今はまだ現状を勉強中です。
しかも短期チャートが悪く、もみ合い部分には大量の戻り売りが控えていますから、本格的に株価が上がるとすれば、本決算発表後でしょうね。(^^♪
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