昨日日経平均が289円安する中で、銀行株が軒並み値を上げていましたが、原因は12月1日に入札した国債の半分を日銀がその日の内に購入した事と、日銀の保有する国債が、全発行額の50%を超えたと言う報道でしょう。
日本国債の信用が揺らぎ、金利が上がると見た市場が、金利上昇が好材料になる銀行株を買い出したのです。
また同じ新聞に電力株の巨大赤字や、ガス会社の値上げ示唆を示す報道を見つけ、しかもそんな中で、防衛費の増額を迫られている訳ですから、来年以降も国民の負担感は嫌でも高まります。
国民は高齢化し、技術力も衰え、貿易で稼げなくなった日本は正しく「老齢化国家」であり、稼げない国家が生きる道は、現実的には資産収入に頼る以外にはないでしょう。
しかし電力と言う最も重要な産業インフラの弱った日本の貧相な予算では、化学技術で巻き返す等は夢のまた夢ですし、移民を受けない以上、少子高齢化対策などやるだけ無駄としか思えません。
従って日本が生き延びるには、2000兆円と言われる個人金融資産の運用利回りを上げる以外に無く、その為に今回の新NISAを国民が上手く使う事が重要なのです。
2000兆円を年率5%で運用できれば、100兆円ですから、それだけで国家予算が賄えるのです。(^^♪
PS.昨日確定申告に向けて、収入と税金などの出費の洗い出しをしていて、株式収入のない自分の家計が、極貧である事を思い知らされました。(笑)
しかし、老齢化し、目も、反射神経も、気力も衰えた身では短期売買による儲けなど期待できるはずもありません。
従って今の目標は「持ち続けるだけで、配当と元本が増える株」を保有する事です。(^○^)
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