必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

SBIインシュアランス儲けの仕組み(保存版)

さて平九郎ファンド最大の問題は、購入以来下げ続けているSBIインシュアランスですが、同社を一言で言えば、以前より遥かに強気になっている銘柄です。

理由は昨年に比べ、SBIグループの支援体制が充実したと同時に、本体が資本業務提携している三井住友FGの支援も有られるようになったからで、他にも以下の背景と会社の仕組みがあります。

1.保険のネット化の流れは始まったばかりであり、事業費率(経費率)が他社比約半分のSBIインシュアランスは保険料も安い為、インフレ高進で生活困窮者が増える中では乗り換え需要が強まる上に、時間経過による世代交代でもネット化が進む。

2.同社のネット以外の集客は昨年までは、住宅ローンに付随する団体生命保険(団信)や、火災保険などは住信SBI銀行経由のものだけでしたが、銀行名でも分かるように、保険による利益の半分は住友信宅側に回っていた。

しかし昨年提携や買収を進めた結果、今年からは、地銀G&新生銀行からの紹介が出始めており、新生銀行の子会社アプラスとも業務提携している上に、来年からは今年11月に買収した住宅ローン専門会社アルヒの分も、SBIインシュアランスに集中する構図が出来上がっている。(新生銀行もアルヒも住宅ローンでの存在感は大きい)

3.親会社のSBIグループが資本業務提携している三井住友カードは、Tポイントと業務提携し、VポイントとTポイントが統合されることが決まって居るが、インシュアランスは11月14日に業務提携し、Vポイント経済圏入(動画)した為、三井住友FGとのシナジーも期待できるようになった。

4.保険事業は法的に安全確実な事業運営が義務付けられており、しかも同社経営陣に2名の元金融庁幹部が居る事から、コンプラ違反懸念などが皆無で、安心感がある。

5.保険業は集めた保険金を支払うまでの期間の運用益(フロート)が最大のメリットであり、バフェットのバークシャーが保険会社であることから分かるように、ストック収入型の保険業は巨大化しやすく、今後フロートの積み上がりと共に利益も拡大する構図を持つ。

総合すればSBIンシュアランスは親のSBIグループが育てる仕組みが出来上がり、時間経過によるネット化の進展でも売上・利益が増え、結果フロートが増える事で、利益が拡大していく構造を持つ会社。

以上の結果、SBIインシュアランスは超大化けを狙える会社と判断しています。(^◇^)/

 

 

保険会社への投資はフロートの理解が最大の肝となり、理解に最適な資料はバフェットからの手紙でしょう。ぜひ一読して理解して頂くことをお勧めいたします。またフロートを理解出来なければSBIインシュアランスへの投資は理解できないと思っています。(^^♪

ウオーレンバフェット株主への手紙

 

 

 

 

 

 

PS.元々同社を買い始めたのは、SBIが小規模地銀を買収し始めた頃で、TOBによる新生銀行の子会社化は表明もしていない時でした。

実際自分でも少し買うのが早いと言う懸念は有ったのですが、北尾氏の意図が分かるだけに、早めに買い始めたのです。

しかもその後ウクライナ問題が発生するなどで、マザース銘柄が強烈に売られる中、値を消し、大きな含み損を抱える状態に成ってしまいましたが、買った時期への後悔はあっても、銘柄的な後悔は一切ありません。

株価的には第3Qの発表の有る来年2月位から上げ始め、3月決算が出る7月頃には居所を変えると考えています。

最もこれらは全て平九郎の知識のおよび範囲で調べた結論であり、間違って居たり、思い違いをしている可能性もあるため、投資に当たってはご自身で十分調べて判断してください。(^^♪

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