昨日のNY市場はダウ平均こそ下がったものの、同日発表されたインフレ指数が低かった事から、国債金利が急落し、ナスダックは堅調、ドル/円は一気に135円台を付ける円高になってきました。(@_@)
まあ目まぐるしい相場ですが、メインは今晩の米雇用統計であり、週明けの相場は全く予想が付かない状態です。
従って今日は傍観を決め込んでいますが、今朝の日経で、ソフトバンクGの7年債発行の利率が2.84%と言うのが目についたので、少し記録しておきます。
なぜ目に付いたかと言うと、昨日の新聞でSBIホールディングの発行した5年債の利率が1.2%だと知っていたからで、多少条件が違うとは言え、金利の差が有り過ぎたからです。
今は資本関係は無いとはいえ、SBIとは元はソフト・バンク・インベストメントの略(SBI)ですから、「根」は同じで有りながら、SBIホールディングとソフトバンクGの信用力に大きな差がついているのが分かるのです。
孫正義氏は確かに天才と言って良いでしょうし、一代で10兆円企業を作り上げた手腕は称賛されるべきですが、その孫氏を支えて資金繰りに辣腕を振るったのがSBIの北尾社長です。
北尾社長の辣腕ぶりは新生銀行買収などで遺憾なく発揮されているものの、存在感が大き過ぎ、その傲慢さが多くの敵を作っているだけに、北尾氏が突然死亡したらSBIホールディングは分裂しかねません。
まあだからこそ、これ迄配当の良いSBIグループ本体を買わず、子会社のインシュアランスを買っている訳で、金融庁人材が社長を務める同社なら、グループ本体が分裂しても、大株主が替わるだけだからです。
しかし、無配株を保有すると言うのは、長くなると予想以上にキツイもので、今回インシュアランスの冬の四季報の配当予想が0~10円になったのに癒されています。(^^♪
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