本日の日経にロシアとウクライナの戦争に新たにベラルーシが参戦するという観測記事が掲載されました。
ベラルーシのルカシェンコ大統領はこれ迄はロシアへの側面支援委に留めて来たのですが、ここへきて自国民の動員準備も始めており、ウクライナも国境地帯にフェンスや、塹壕を建設し始めていると言います。
現状ではまだ参戦するか否かは分かりませんが、可能性は強そうで、実現すれば戦火が拡大することで人々の苦難は続き、経済的にもオイルやガス、小麦などの在庫払底から来る再度の価格高騰が心配されます。
国際商品は戦争のなどで、供給が途絶しても、初年度は在庫で何とかなりますが、2年目以降は在庫が空っぽになり供給力が失われる事で投機や隠匿が起きやすく、価格は高騰しやすくなります。
こうなると現状のコンセンサスであるインフレの短期終息見通しも怪しくなっており、来年のインフレが継続する中での不景気(スタグフレーション)が現実味を帯びてきました。
ベラルーシのルカシェンコ大統領もプーチン氏に負けないキャラクターだけに、このニュースは継続したウオッチが必要です。(-“-)
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