SBIホールディングが、株価が底値圏にいる住宅ローン大手アルヒ株式の51%を買収することを発表しました。
アルヒは元は韓国に上場していたSBIモーゲージだと言いますから、今回は御里帰りと言ったところですが、買収価格は現在値1,017円の47%上、1500円と高めです。
これがどういう影響を及ぼすかですが、まず住宅ローンは団体生命保険(団信)に入らなければ貸してくれませんから、SBIインシュアランスの稼ぎ頭であり、団信が主力のSBI生命にとっては好材料で、新生銀行や、提携地銀などの紹介が本格化する今年以降の成長が加速することが考えられます。
しかし、同時にSBIインシュアランスが、アルヒと同じようにSBI本体に買収されることも考えられる訳ですが、この場合買収価格が上記と同じプレミアなら、1213円です。
最も1213円では上場時の公募価格2,160円より1000円近く下ですから、公募価格で持っている人には不満が溜まりそうですし、実際には上記の思惑が働きますから、株価はその前に上昇し、買収価格はもう少し上で決まるでしょう。
買収が有るか無いかは分かりません。
しかし、SBIインシュアランスの株価はこれで完全に底入れしたと考えています。(^^♪
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