必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

楽天 格下げの方向

9月最初の月曜日は米国がレイバー・デーで、お休みの為、今日も東京は様子見の動きとなりそうです。

さてそんな中、今朝の日経で目に付いたのが、「楽天格下げ方向」の記事で、S&Pが現在でもダブルBプラスの楽天の長期発行体格付けを、引き下げる方向で見直すというものです。

と言うのも最近youtubeなどで、事情通と言われる人達が、携帯電話事業への参入は楽天の息の根を止めそうな事として、三木谷氏を叩いているのを頻繁に見ており、本当にヤバそうだからです。

そこへ米有力格付け機関が格付けを引き下げるとなると、これまでは単なる「うわさ」でしかなかったものが、事実となり、金融機関は貸し出し金利を引き上げますから、楽天にとってこのニュースは一大事なのです。

楽天の自己資本比率は、5.7%と低く、有利子負債は4兆円近くありますから、格下げで金利負担が増えれば、それだけで命取りになりかねず、しかも携帯事業は未だ先が見えませんし、来年には低金利の守護神たる黒田日銀総裁の退任が控えています。

むろん楽天では「楽天シンフォニー」等有望事業があるとして反論していますが、借金の多い事業というのは一旦逆回転を始めると止まらなくなるもので、今後の同社には十分な注意が必要です。

まあネットの情報など簡単に信じるべきでは有りませんが、有力機関の格付け引き下げは事実として金融機関が評価するだけに、同社株には下手な色気は出すべきでないと考えています。(^^♪

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