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岸田政権は鎌倉幕府と同じ?

此の所インターネットイニシアティブの株価が強いのですが、理由は5月20の日経に載った「政府、クラウドで脱・外資依存 経済安保と産業育成両立」の記事の影響だと思います。

実際これは、IIJ社長の、元財務次官である勝栄二郎氏が提案していた事ですし、今度就任する副社長が内閣サイバーセキュリティセンター副センター長、総務省総合通信基盤局長総務審議官(郵政・通信担当)などを歴任した谷脇 康彦 氏の事を考えれば、同社のクラウドが政府推奨になるのは確実でしょう。

まあこの辺りが平九郎に官僚たちに「独自の動きが出始めている」と思わせる理由なのですが、これは岸田政権があまりに中身が何もないが故に起きた現象だと思って居ます。(笑)

今後は源頼朝の政権としてスタートした鎌倉幕府が、田舎の一豪族に過ぎなかった北条氏の支配下に置かれた「執権政治」と似た動きになりそうで、大蔵OBを含めた官僚達の力は強くなるばかりでしょう。(笑)

そして同様の事が、金融庁人材を多用するSBIグループにも言える事で、岸田政権で設置が決まった「こども家庭庁」もSBIの北尾氏と菅元首相が会談した後に出てきましたから、こども希望財団を持つ北尾氏の発想から来たものでしょう。

繰り返しですが岸田氏は官僚達の提言に「乗っかるだけ」で、自らの考えが無いだけに官僚が動きやすいのです。(笑)

またSBIインシュアランスHD社長の乙部 辰良 氏や、生命保険の小野 尚氏は、2人とも顧客本位の営業を強烈に推し進めた森信親氏が金融庁長官時の「関東財務局長」経験者ですから、インシュアランスは根本的な仕組み(注1)が顧客本位に出来ている為、金融庁もSBIの味方です。

大蔵省(注2)は徳川幕府が明治政府に成っても、幕府の人材と組織名称を引き継いだ組織と言われてます。

将軍や幕府が変わった後も、変わらず国策を決めて来た大蔵省と言う組織が、国の主導権を握るのは今も昔も変わらないのかもしれません。(笑)(^o^)

 

 

注1:ネット保険故に費用である事業費率が20%程度と低く、保険料が安く済み、安い保険料は金融所得の増加と同様の意味を持つ。

注2:年寄りは金融庁と財務省を合わせて、今でも大蔵省と呼ぶことが有ります。(笑)(^^♪

 

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