必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

SBI資本提携の意味

昨日は三井住友FGとSBIホールディングの資本提携の話には驚きましたが、驚いた最大の理由はSBIグループのメインバンクが、ソフトバンク時代からみずほ銀行だったからです。

しかし、みずほ銀行はメインバンクと言っても株は保有していないので、今回三井住友が1割出資するとなれば、形式的には兎も角、実質的には今後のメインバンクは三井住友となります。

SBIグループは、新興企業だけに財務が弱かったので、投資家に敬遠されている向きも有りました。

高成長企業というのは、資金需要が豊富なゆえに財務面が弱く、メインバンクに縋り付く形になりがちですが、三井住友が出資までするとなれば、これまでの立場が一変します。

「みずほ」はシステム事故が続いた事で、経営トップが総入れ替えした直後ですから、立場が弱いのは明らかです。

今後は貸出先に困るみずほ銀行が、SBIグループに「捨てないで~~!」と縋り付く形になるでしょう。(笑)

今回の資本提携は目先的には変化をもたらすものでは有りません。

しかし結果的に、SBIグループの調達金利の低下をもたらすと同時に財務の安定性を飛躍的に高めると思って居ます。

そして財務の安定性はグループの株価にも必ず好影響を及ぼします。(^^♪

 

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