ドル/円相場が134円を超え、既に35円を伺う動きと、急速な円安が再び進んで居ます。
しかも昨日は米国株式も安かったですから、ショートカバー中心で戻していた日経平均も、明日のメジャーSQを前に反落しそうですが、代わりに個別物色は盛んになると思って居るので、心配はしていません。
最も本格的に動くのはやはり外国人が動きやすくなる、7月の参議院選後であり、秋口から冬に掛けてだと思って居ます。
理由は色々ありますが、やはりコロナの感染者数が、ゴールデンウイークを過ぎた後も、減少を続けている為、終息感が出ている事が大きく、しかも昨今の急速な円安とエネルギー高でインフレ懸念が強まり、設備投資や、住宅着工の回復も期待出来る事です。
ただ本来消費や投資の源泉で有るべき賃金の上昇は簡単では有りませんし、実際賃上げを実現できるのは、トヨタなどの大企業だけになる可能性も高く、次の景気回復は、地方色の強いものになると思って居ます。
だからこそ、地銀を買うならトヨタのEV化加速や、DX促進で、巨額の投資が必要になっており、しかも歴史的に資産が多く、資金力が豊富な名古屋地区を地盤とする地銀が良いと思う訳です。
これは昔銀行員から実際に聞いた「名古屋でカネが無いは、お前に渡すカネは無いの意味だが、東京のカネが無いは、本当に無い」を思い出したことも有りますし、また
名古屋出張の折りのバスで小銭が見つからず、アタフタしていた時、後ろに居た老婦人から使ってくれと小銭を渡され事がある等、歴史あるが故の、土地の豊かさを自分が実感していることも有ります。(^^♪
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