日経平均が508円安した翌日のNYダウは236ドル安と続落し、今日も「株辛い」の状況が続いていますが、実は全く下がっていない株も結構あります。
代表的なのはNTTで、チャートを見れば分かるように全く下がっていませんから、多少成長力が低くても、高利回りに確実性があるのなら買いたいというニーズは確実に存在するのです。
同じような動きは三菱HCキャピタルにもありまして、同社は昨日10円高と逆行高を演じ、年初来高値を伺う動きです。
また同社は先日24期連続増配を発表した会社ですが、PER8倍台、配当5%台と割安で、三菱UFJリースと日立キャピタルと言う優良企業同士が合併した会社だけに、財務も優秀ですから、海外が安くても売られる理由も見つかりません。
ただ優待などは無い上に、時価総額も9000億円と大きく、小型株のようには上がりませんから個人には不人気ですが、浮動株は3%ですし、投信の保有は4.4%と少なく、株価は10年前と同程度ですから機関投資家が買う余地は大きいです。
確かに小型株で一攫千金を狙う投資家には向いていませんが、今の相場は「急がば回れ」なのだと思って居ます。(^^♪
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