先週末世界最大の資産運用会社であるブラックロックが、ロシアに投資する資産の評価182億ドル(2.1兆円)を、ほゞ全損とも言える水準まで引き下げたの報道がありました。
これを読んで思ったのは、世界の資産運用に於ける、ロシア資産の処理は終わったと言うことで、今後ロシア資産がどうなろうと、資金運用に於ける問題はほゞ無くなったと思って良いでしょう。
実際日本で最後まで取引が出来たロシア株式指数上場投信も16日から取引が出来なくなるそうで、既に信用の担保としての価値はゼロになって居ます。
さてこれ等を受け、日本市場は今週底打ちを確認する作業に入るでしょうが、15・16日のFOMCが終わり、米指数取引のSQが終わる今週末までは多少愚図つくかもしれません。
しかし今週は相場的には買いであり、信用残の少なく、業績の裏付けがある銘柄は買うべき時だと思っています。
後、気になるのはIIJの子会社ディーカッレトが、デジタル通貨の実証実験を始めたと言うのが9日に流れていますが、なぜかマスコミでは一切報道されていないことです。(・・?
写真は好きなタコ飯ですが、美味しいのでつい食べ過ぎてしまうのが難点です。(^^♪
更新をいつも楽しみしております。
可能でしたらお教えください。
円が下落傾向でガソリンや食料品などまで物凄い勢いで値上がりしています。しかしごく一部を除きほとんどの国民の収入が上がることはなさそうです。
ロシアのデフォルトよりもこちらのほうが株価へのダメージは大きいのではないかと思ってしまいますが、皆がますますお金を使わなくなって価格競争力のない企業がバタバタ倒産して、といった事態が起こることは考えにくいでしょうか。
本日の記事を読んでいて漠然と上記のようなことを考えてしまいました。
これからも更新楽しみにしております。
愛読者様
コメントありがとうございます。
さてご質問の「価格競争力のない企業の倒産が増加するか?」ですが、その通りと答えざるを得ません。
最も価格競争力のない企業などは何れ淘汰されるのが当然なので、「淘汰が加速する」と言った方が良いでしょう。
事態は容易ならざる方向へ音を立てて流れており、自分では「2~30年続く世界大戦が既に始まっている」の認識であり、今後の資産運用はインフレとの戦いになる思って居ます。
今はお金を増やすと言うより、生活を守る為の運用が正解だと考えますが、どのような事態になっても大事なのはまず健康です。(笑)
世界平和を祈りつつも、気持ちを穏やかに保ち、本当に価値が有るものが何かを考える事が必要ですね。(^^♪
heikurou様
早速のご回答ををありがとうございました。
確かにそうでした。
平和のありがたさと同じで健康のありがたさもついつい忘れておりました。
気持ちを穏やかに保つ、増やすより守る、こちらもついつい忘れてしまいます。
ありがとうございました。