読者からSBI本体でなくインシュアランスを狙う理由を聞かれたので、少し加筆してこちらでも載せておきます。
SBI本体でなくインシュアランスを狙うのはやはり長期で見れば小型株の方が成長が早いのと、バイオ等を扱う本体にはコングロマリットディスカウントが避けられないことがあります。
また今後、SBI本体に北尾氏の健康不安、急死などが生じて経営が傾いても、元金融庁幹部が経営するインシュアランスは名前を変えることはあっても安泰と考えています。
ただ北尾氏は依然元気であり、SBI本体は今日出る四季報の見通しが極めて良いので、目先は本体の方が上がりそうです。(笑)
現在インシュアランスの最終利益が、経常利益に比べで少ないのは売り上げの伸びが高いが故に、契約者配当準備金等が増えていることが主因であり、売り上げが伸び無くなれば逆に最終利益は増えます。
(給料天引きで、最初から税金や保険料を引かれて貰う公務員と、税引き後の給料をストレートに貰う日雇い労働者が、若い時は公務員より手取りが多いのに似ています。両者は毎月の手取り金額が同じでも後々大きな差が出ます)
新生銀行買収が終わり第4のメガバンク構想が進めば団信等の保険販売が増え、来期以降の売り上げは急増しますから、最終利益は大きく伸び難いのですが、出世の早いサラリーマンに似て、将来の収入増加を約束します。
同業に比べ圧倒的に低い事業費率(経費率)とグループ地銀を使った保険販売の仕組みは、宣伝費などの経費を増やすことなく、同社の長期・安定的な成長を約束していると考えています。(^^♪
損保2社事業費率(経費率) 事業費率が低ければ契約者に払う割合が増えるので良い保険会社と言える。生保は公表していない。
MS&AD 32.8%
東京海上 31.2%
SBIインシュアランス 17.1%
上記リンク先の冒頭チャートにあるバークシャー子会社の保険会社と同じ動きになると思っています。(笑)
現状の問題点
一部個人株主の損出しの売りが出ている気配あり。(税金調整のための損出しであれば年内に終了する)
SBI本体の持ち株比率が68.9%と高く、流動株比率が低すぎる為、グロース市場上場に支障が出ている。(年内に対策発表予定、IR確認済)
写真は日曜日の江の島で、妻が撮った朝日を見る平九郎です。(笑)
太陽は必ず昇るのだ!(^^)/
SBIIGはやはり我慢できず^^;10月に1200台で一旦、全株処分してましたが、(読ませて頂いたので)そろそろ再参入してみよっかな。
ところでエニグモも先日、換金済でしたが今日はまさかの2割強下落、恐る恐る10個ほど打診買いしてみましたが平九郎さんの見立ては如何ですか? 年末事情に加え上場ラッシュもありグロース銘柄が味噌くそに売られてる様です。以前、話題になったJストリームなどもここまで売られるのかとこちらも恐る恐るですが少しづつ拾い始めてますが合わせてコメント頂けると嬉しいです。(^-^
さいとうさん
今後を約束できるものではありませんが、エニグモは昨日当初と同じ株数迄買いも戻しました。
減額修正は正直予想外でしたがグローバルバイマの伸びを見ると今の値段は安いの判断です。