新生銀行がSBIホールディングのTOBに条件付き反対意見を表明し、SBIも即日反論したことから、事態は大喧嘩の様相を呈していますが、自分が見るところでは、SBI側の勝利は明らかです。
理由は
1。SBIは買収後の経営に元金融庁長官の五味廣文氏を充てることを表明しており、SBIが金融庁を味方に付けている事が明確。
2,新生銀行側にSBIの企業再生案への対案が無く、これまでの業績の推移から案も実力もない事が明確。
3,新生銀行のYHOO掲示板を見ると分かるが株主はSBIの買収に大賛成である。(SBIが買収を止めたらストップ安の可能性大)
てな所ですが、実は失敗の可能性も1つだけ考えていました。
それは岸田総理が新生銀行の前身である長期信用銀行の出身であるため、得意の「聞く力」とやらを発揮して横槍を入れてくることです。
馬鹿げた考えとは思いますが、岸田総理は経営者で言えば、「利益が出る前に増配を発表する」ような方ですから、考えられると思ったのです。
しかし、上記の新生銀行の掲示板で同行株主の意向がSBI買収賛成にあることがハッキリしましたから、株主総会で新生銀行側が勝つことは万が一にもないと思い、実はSBIHDを少し買いました。
主力がSBIインシュアランスだけに、親のSBIHDまで買うと過剰投資に成る為、躊躇していたのですが、今回の買収劇の拝観料だと割り切ったのです。(笑)(^◇^)
写真の北尾氏には、ソフトバンクの常務時代に一度お会いしたことがありますが、人間としての「圧」の強い方で正直言えば苦手なタイプです。(笑)
ただ事業を任せるとなれば極めて有能で実績もあり信頼できますし、出来れば総理大臣になって欲しいくらいですね。(笑)(*’▽’)
悪平等に陥っている今の日本に必要なのは、多少強引でも前に進める力だと思っています。
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