週末発表された米雇用統計の数字が低調で、米ダウ平均は8ドル安ですが、今週の東京は岸田総理が金融所得課税の早期導入を否定したことも有って、大きく戻りそうです。
ただ今回の急落は上記だけが理由では有りませんし、下げのスピードが速すぎた為か、信用買い残高の整理が全く進まず、時間が経つとこれが次第に効いて来ます。
また、原因が複合的の為分かり難くなっていますが、最大の問題はインフレ懸念による「金利上昇」であり、その代表的な指標である米10年国債金利は、1.621%と週末も急上昇しています。
しかも世界的な脱炭素政策が企業の手足を縛っており、FRBは利上げ方向で、政治的にも逆風が吹き始めていますから、決して楽観出来ません。
従って、今回の戻り相場も浮かれず、流動性の薄い銘柄を整理することに使う積りで、基本的な考え方に変化は有りません。
ただし、日本ではインフレはむしろ追い風となる、地銀を中心とした銀行株の組み入れをどうするかで悩んでいます。(^◇^)
チャートは電力販売事業で一時急騰したホープ(6195)のものですが、急落したと言う理由だけで下落途中で買えば、同銘柄のように希望がない状態になる事が良くあります。(笑)
ちなみにツイッターでは「ホープレス」と改名しろと揶揄されている状態で、株価は高値から21分の1ですね。(@_@)
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