今週は調整局面と書きましたが、そんな中でも注意するべきなのが、中国の恒大集団(こうだいしゅうだん、英語: Evergrande Group)の破綻です。
創業者の許家印は362億ドルの資産を有し、世界22位、中国3位の富豪とされている巨大企業ですが、これをどうも中国政府が潰しに来ていると思えるのです。
理由は庶民に手が届かなくなった不動産の高騰を抑える為ですが、これは先日破綻に追い込まれた教育産業の続編と思えば間違いないでしょう。
問題は同社の借り入れが円換算で33兆円と言われる程巨大であり、中国のリーマンブラザーズと呼ばれ、破たんすれば、リーマンショックの再来として債券・株式市場に大波乱を引き起こす可能性が有る事です。
そしてその破綻と波乱を「中国=習近平」が容認する可能性が高い事で、それは以前「中国大減速の可能性大」で書いた平九郎の懸念が実現するからです。
(習近平は同社を破たんさせる事で、不動産会社への一罰百戒を狙いそうですが、それは金利上昇⇒株価下落を通じて米・中同時不況を引き起こす)
最も同社が破たんしても低金利は続きますから、これまで中国に向かっていた資金が、目先は日本に流れる可能性が高いとも思っています。(^◇^)
人参と大根の糠漬けは自家製で、お握りの具は鮭でした。(^^♪
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