金利上昇を懸念した世界的な株安で、昨日は日経平均も1200円安と大きく下げる中、此れまで好調だった投資家にも迷いが出てきました。
米国債が大暴落(金利の急上昇)すれば、日本株も一旦は影響を受けざるを得ないからですが、今回日本は米国より先に大きく下げています。(TT)
さてそんな中、自分では信用買い残が多すぎる総医研HDを一旦売却して資金を作り、此れまでも主力株だったインターネットイニシアティブ(IIJ)をさらに買い増し、これで運用資金の約半分がIIJになりました。
理由は今後10年で80倍になると言うデータ通信量の恩恵を、最大に享受するのが同社であり、信用取り組みの悪い総医研より早く、確実に上がると考えたからです。
元々IIJは全てのモノがインターネットに繋がる(IOT)ことを前提に、ネット社会のインフラを目指して作られた会社で、同社の成長はネットの成長と共にあります。
それが今まで、日本のデジタル化の遅れから成長が鈍かったものが、コロナのお陰で10年ワープし、成長が加速しています。
IIJグループのネットワークサービスは、大手・中堅企業や官公庁を中心に約12,000社が採用しており、基盤は既に出来ていますし、今秋のデジタル庁の創設で日本のネット化が加速するのは確実で、それは政権が代わっても同じでしょうから、今の日本で最も確実で大きな流れだと考えました。
そして、データ通信量の急増は、同社の売り上げを激増させ、支払うコストは引き下げ、今後5年程度は爆発的に成長すると考えた為、資金を集中している訳です。
むろん、一銘柄集中は危険なやり方で、他人に勧められるものではなく、IIJも目先的にはまだ下がる可能性は十分ありますから、読者はマネしないで下さい。
これは確率論と言うより、「生き方」の問題なのです。(笑)(^^♪
コストの問題を簡単に言えば、IIJは有料道路の料金所のような会社であり、有料道路は交通量が増えれば儲かるという事で、詳しく知りたい場合は以下をお読みください。(^^♪
モバイル接続料金=(データ通信原価+利潤)÷需要(18p)参照 計算式から分かるようにIIJのコストの大きな部分を占めるモバイル接続料は、データ流通需要の増大とともに下がる仕組みで、またデータ需要の増加は既に出来上がっている自社構築のグロ-バルネットワークの固定費割合も引き下げ、原価率は下がり、利益率は上がるわけです。
これなら利益は爆発的に上がりますし、また現状でも333億円ある巨大な営業キャッシュフローが財務を一気に改善させる為、同社は既に実質無借金の高成長インフラ企業で安全性は極めて高いと考えています。^^
昨日は写真の湯河原「人間国宝美術館」の黄金の茶碗「秀吉」でお茶を飲んできました。展示中の美人画や人形も面白いですし、400万すると言う黄金茶碗で飲むお茶と合わせて1000円はお得です。(お茶を楽しむ資格なし。(-_-;))
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