取引規制で急落していた「ゲームストップ」が週末再び急騰し、買い上げを行ったロビンフッターと呼ばれる個人投資家たちが快哉を叫んでいると言います。
しかし、ゲームストップのような実態の伴わない会社を多数で買い上げるのは、仕掛け人が意図しなくても必ず「ねずみ講=ポンジースキーム」的な仕組みになりますから、最後に参加する大多数は大損します。
だいいち、株が短期間で安値から187倍にもなり事態が判明すれば、大株主たちが喜んで株を売って来ますから、ネズミ達を無限に増やさない限り、株価を支え続けるのは無理です。
今回はSNSを使って参加者がそれと気が付かない内に事態が進行した為、話が大きくなり騒がれていますが、形的には単なる仕手相場に過ぎません。
また世界市場にとって遥かに「大ごと」である中国の短期金利上昇もその後、当局が潤沢な資金供給を行い、落ち着いたようですから、事態は沈静化に向かうと思っています。
最も小さな綻びが全体の崩壊に結び付く可能性も有るだけに、今後も十分な注意は必要ですね。(^^♪
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