豊商事に興味深い動きが出ています。
7月17日に「連結総資産の増加に関するお知らせ」と言うIRを出したので、調べてみたら先物取引の証拠金が30億円入金され、今第2四半期中に預かり証拠金としての代用有価証券が追加で155憶16百万円入金されると言うのです。
ちなみに豊商事の総資産は550億円で、その内、利益の源泉である預かり証拠金は約400億であり、その証拠金が一気に186億円(46%)増えるという事です。
そして先物会社の収益など、預かり証拠金の額と取引所出来高の増減で、ほぼ決まりますから、これは大事件なのです。(^^)/
しかも同日の東京商品取引所では金・銀・プラチナ・パラジウムで豊商事の超大口手口が判明しており、ほぼ同数の取引が住友商事として見られます。(銀とパラジウムは取引数が完全一致)
この取引は取引所の総合化に伴って住友商事本体の建玉を、豊商事に作った住友商事の自社口座にクロス取引で移管したと見てまず間違いありません。
そして建玉を豊商事に移管したという事は、移管した建玉の売買はこの後、豊商事で行うという事ですから、同社の株主に取っては,、手数料収入が急増する可能性が出たわけで、極めて喜ぶべきことです。^^
最も、4~6月の貴金属は動きが少なく、取引所の出来高が大幅に減少しているため、8月11日に予定される第一四半期の決算は悪いでしょう。
そして、住友商事の取引が、豊商事の決算に反映されるのは次の第2四半期からなので、注意が必要です。(^^)/
追伸:ブログソフトの調子が悪く、リンクが張れないため、数字は各自がご豊商事と、東京商品取引所のホームページでご確認ください。(^^)/
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