昨日環境庁の「太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン」を見つけたのですが、寿命の来た太陽光パネルの処理量は、来年度の見込み約3千トンから次第に増え続け、ピーク時の39年の見込みは80万トンと260倍まで膨らむそうです。
太陽光パネルの処理には現状では特別な法律はなく、通常の埋め立て処理で済ましているようなのですが、パネルには銅や、鉛、カドミウムなどが含まれており、埋め立てるにしても、有害物質が漏れない封鎖型埋め立てでないと公害を引き起こしかねないと言います。
しかし現状では処理にかかる法律がないのを理由に、有害物質を含むパネルも通常埋め立てで処理されている訳ですが、このまま野山に放置されたり、処理される量が増えれば、水資源や自然環境への重大な影響が懸念されます。
そこで、環境庁は上記ガイドラインを作成し、リユース・リサイクル・適正処理に向けての立法化を図っている訳です。
ただ現状では処理のこと等考えていない中小業者も多く、寿命が来た時、処理費用が捻出できない可能性の高い業者も多いという事で、経済産業省がパネル処理費用の積み立て義務化を進めています。
結局、リサイクル法案の成立も時間の問題ですから、後は何時話題になり法制化されるかが焦点でしょう。
現在の環境大臣は人気のある小泉進次郎氏ですから、法制化が決まるとなれば多数のマスコミを集め、大きな話題になりそうですから、NPCはその日を楽しみにしている訳です。(笑)
最も明日出る四季報の業績予想で見れば、NPCの株価水準は未だかなり割安ですし、無借金で財務、チャートもよいですから、上記の話が無くても普通に上がるだろうと思って居ます。(^○^)
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