必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

勉強材料

サウジアラビアの石油施設炎上の影響も限定的で、同国が今月中にも生産を回復できると言い始めていることから、今日は落ち着きを取り戻しそうです。

さて昨日は有価証券報告書が期限までに提出できないとのIRを出したインパクトホールディングが400円安ストップ安を付けましたが、引け後に今度は監査法人を変えて、有価証券報告書を出すとのIRを出しました。

ちなみに新たに就任するアリア監査法人とは公認会計士・監査審査会が、「同法人の監査業務が著しく不当であるとして、金融庁長官にたいして行政処分その他の措置を講ずるよう勧告した」監査法人です。

また会員制情報誌『選択』が、監査法人アリアは「怪しげなところである」、「意図的に不正会計を見逃す」、「脱税紛いの節税策を指南する」などと記載した記事を掲載した法人のようです。(笑)

元々企業の監査法人の交代とは「危険のシグナル」以外の何物でも有りませんが、有価証券報告書が提出できない状態での交代はもう「断末魔」の動きと言ってよいので、通常の投資家は絶対に近づくべきでは有りません。

最も腕自慢の中に株価が動く賭博性を好む者も居ますから、値段が付けば儲けるチャンスが無いとは言いませんが、今回のように引け後のIRで株価が左右される場合は、それも現在の株価(1532円)では極めて危険です。

平九郎のインパクトHDの株価判断は限りなくゼロに近いのですが、問題は同社の大株主で比較的事業規模が小さい、同社の株を10%以上保有しているレッグスです。

レッグスは近年ディズニーと提携してコラボカフェを展開するなどで、急成長している会社ですが、前年利益7.6億程度の会社ですから、インパクトHDの出資分が毀損すれば相当な痛手で、上場廃止となれば、大きな特別損失の計上は間違いないでしょう。

最も同社は財務内容も良く、インパクトHDの出資分程度では屋台骨が揺らぐことも無さそうですし、株価は既にそれを織り込んでいるのか、高値からは相当下げていますから、特損が計上されれば、それを機に反転上昇も考えられます。

まあ正直現在の株価が妥当かどうかは分からないのすが、言えることは事の成り行きがハッキリし、特損計上までは触らない方が良いという事ですね。^^

今回幸運にも気が付くのが遅れ、インパクトホールディングを手掛けることは無かったのですが、良い勉強材料として、今後を見守りたいと思っています。(^◇^)

2 Comments

はにわ

平九郎さん、こんにちは。
インパクトは、春先くらいに株価が伸びていきそうだなあと思って少し気にしていましたが、過去にアジア系のネタで入ってロクな目にあっていないのでスルーしてました。
カントリーリスクというか日本の感覚では推し量れない事象が起こりうるので、私の力量では適正なリスクプレミアムを見積もれないです。

監査法人の件はまさに仰るとおりですね。もう企業名は思い出せませんが、有報を提出するために監査法人をころころ変えていた企業が過去にもいくつかありました。皆さんお亡くなりになられたように記憶していますが。

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heikurou

はにわさん
インパクトはメモにも書いた通り、気づくのが早ければ自分で買っていた可能性が大きい株だけに注目しています。

むろん今まで持っているとは思っていませんが、株式投資の怖さを改めて思い知らされており、気を引き締めております。

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