米国がファーウェイに対する制裁を一部解除することが伝わり、昨日のNYダウは197ドル高と堅調で、今日の東京も反発して始まりそうです。
しかしファーウェイ制裁一部解除の理由は、メンテンナンス等の米国サイドの理由によるもので、単に制裁が準備不足だっただけのようですから、これで喜ぶのは早いでしょう。
最も中国政府がファーウェイに対する米国の制裁を、中国人が圧倒的に不足する「愛国」のプロダカンダに利用し始めたことや、欧州が米国の対中制裁を「シェア拡大の好機」と捉えていることが見え始めたことから、そろそろ終盤が見えて来た感もあります。
トランプ氏にしても、中国が大量に導入している米国の「ボーイング」を欧州の「エアバス」に乗り換えるとでも言い出せば、慌てそうです。(笑)
またトランプ氏とアメリカが調子に乗り過ぎていると感じるのは世界中が同じでしょうから、今後は横暴な米国に対する他国の反発が目に見えて来るでしょう。
流れ的には、「横暴な米国に対抗する中国に欧州とロシアが味方する」と言う構図になりそうですが、問題は日本が来日するトランプ氏から「旗幟を鮮明にしろ」と迫られそうな事ですね。(笑)
安倍首相は消費増税を控え、国内的には難しい政治と、苦しい外交政策が続きそうです。(^.^)
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