今日の日経に「総合取引所 合意へ」との記事が載りましたが、副題に 「JPX・東商取 原油は継続」とある様に、10年来の悲願である総合取引所構想は大枠は固まったものの、依然商品取引所はエネルギー市場を手放したくないと揉めている事になります。(TT)
こうなると、反対する東商取りを主管する官僚の頑迷さには「この期に及んで未だか!」と呆れるばかりで、なぜかふと「豊臣家の淀殿」を思い出してしまいました。
最も豊臣家が滅びたのは、別に淀殿せいではなく、かといって徳川のせいでもない自然な流れだと思って居るだけに、上記は単に「官僚城の外堀が埋まった」という事でしょうから、何れ内堀も埋まるのが流れと諦めます。
されこの所買っている、総医研ですが、同社のホームページを読めば真の狙いは中国市場での成功より、中国での成功を見せつけて、類似企業に原料の供給や、エビデンスの提供と販売指導などを行う事のようです。
HPにあるように、同社は大阪大学医学部発のバイオベンチャーで、その基礎は「体や病気の状態を客観的かつ定量的に評価するための指標であるバイオマーカーとそれを利用した生体評価システム」です。
従って、全ての化粧品や健康食品会社に当てはまる訳で、要は根拠がなく野放図に乱立した同分野に「根拠=エビデンス」を求めると言う流れを作り、その頂点に立つ積りなのでしょう。
もしこれが成功すれば、超巨大な市場を押さえる事になりますし、エビデンスと原料を管理された会社は同社の兵隊の様なもので、「リスクは減り、利益は思いのまま」と言うスーパー企業が出来上がりますから、だとすれば夢は超巨大です。(笑)
確かに化粧品でも健康食品でも根拠を証明された商品と、ない商品が有れば、証明された商品を選ぶでしょうから、一旦流れが出来れば、根拠を証明できない企業には死活問題で、総医研HDの狙いにはエビデンスが有りますね。(^○^)
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