昨日の日経に「JPX・日本取引所グループと、東京商品取引所が今月中にも経営統合で基本合意する。」と言う特集記事が13P一面を使って大きく載りましたが、流石に日経がここまで書くとなれば、今度は本当に合意出来そうです。
総合取引所の構想が初めて提唱されたのは、2007年ですから、実に12年が経過して、やっと実現しそうになって来た訳ですが、現実に総合取引所が出来るのは2020年度になると言います。
しかしながら株価に思惑が出るのは事実に1年半先行すると言われますから、そろそろ相場が出る株が有っても良さそうだと考え、昨日書いたチノーの他に豊商事も買っています。
理由は、総合取引所が出来た時、最大メリットを受けるのが、此れまで金融庁の強烈な規制で、息も絶え絶えな商品取引会社と考えた事と、同社がPBR4.1倍と財務もマトモでしかもPER6.3倍と利益を伸ばしており、会社IRに確認したところ配当性向30%と言いますから、今期は配当利回り4.6%に回りそうだからです。
まあ商品取引の会社は極端に人気がない業種で、投信などの機関投資家は全く所有していませんから、総合取引所が出来たら多少は保有せざるを得ないだろうと考えたこともあります。
また同社が此処まで伸びてたのは気鋭のアナリスト岡崎良介氏の全国行脚セミナーのお陰でしょうが、岡崎氏の分析力は本物ですし、平九郎も彼の分析は好きなので、今後も顧客は集まり業績も伸びると考えました。
少し気になるのは同社の筆頭株主がエボリューション・ジャパンであり、社長が以前メモで書いたことがある超怪しい男、ジョン・フーだという事です。(笑)
ただ、彼の狙いは総合取引所創設を機に、持ち株を出来るだけ高く売りつけることでしょうから、株価上昇の邪魔になることはないと判断した次第です。(^○^)
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