本日の日経報道によれば、施行不良のアパートを建てまくり窮地に陥っているレオパレス21問題で、同社が建築したアパート融資を裏付けにした「住宅ローン担保証券=RMBS」に格下げリスクが発生し、債券投資家が損失を被る可能性が出ていると言います。
アパートと言うのは建築後10年位は新築のイメージで入居者も集まり易いものですが、古く成ればなるほど、賃料を下げない限り入居者も集まり難く、その分採算も下がるものですが、此れまでは大手のレオパレスが家賃保証している以上大丈夫なはずだった訳です。
所が今回レオパレスは、大家さんにとっては命綱とも言えるその家賃保証を、10年経過後位から会社の方針として減額し、契約解消を図っていたと言われますから、古くなったアパートを抱え家賃収入が減り、ローンだけはそのまま残った大家さんは、採算が悪化してローン破綻の追い込まれる訳です。
元々このような仕組みは「減価償却」の概念の無い、個人地主に「節税」を餌に、割高な建築費と、管理費用を押し行けて儲ける仕組みと理解していましたが、これで思い出したのがメモでも何度か「破綻確実」と取り上げた、利回り7%を謳っていた「みんなで大家さん」です。(笑)
そこでさっそくググってみると未だ健在のようで、HPは存在していますが、どうも少し表現が弱くなっていますから、ソロソロ寿命なのでしょうが、HP冒頭で奇跡のバナナなどと宣伝している所を見ると、次の詐欺商材が「奇跡のバナナ」なのでしょう。(笑)
そう言えば、少し前にテレビで「奇跡のバナナ」を店頭に並べるだけで、飛ぶように売れるという映像を見たことがありますが、アレも同社の黒幕が関与して作らせたヤラセ映像だったのかもしれません。(笑)(^○^)
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