先週末の日経平均は、米中貿易交渉の見通しが悪化したことで418円安と急落し、相場は2番底を付けに来た状態で、信用整理が終わっていない個人投資家からは再び悲鳴が上がり始めました。
実際自分で保有するバンク・オブ・イノベーション(BOI)も再度安値に接近し、Yhoo掲示板では怨嗟の声が渦巻き、12日に予定される決算も、他社の業績悪から、悲観的な見方が増えています。
しかし悲観の多い投稿の中に、同社が「ミニマムギャランティ=MG」受け取っている可能性を示唆するものが有りました。
MGとは販売前に権利者に、報酬または権利料を前もって支払うシステムのことですから、この場合BOIが自社ゲームの販売権を中国のネットイースに渡した時点で、幾らかの金銭の受け取りがあった可能性を指摘したものですが、正直言えば此処まで全く考えていませんでした。
まあこのような金銭の支払いは力関係で決まるのが普通ですから、支払いの有無はまったく分かりませんが、今回BOIから売り込みに行ったわけではなく、平九郎は「ネットイースが営業戦略上の理由で中国当局の審査に通る実績のある人気ゲームを買いに来た」と理解していますから、力関係は対等以上でしょう。
しかも買いに来たネットイースは業界1位のテンセントの後塵を拝する2番手企業ですから、同社が買わなければ1位企業に買われる可能性もあり、それ程強い立場とも思えません。
また今回中国語への翻訳などのローカライズは、ネットイースが行う事になっていますから、BOIはゲームの全データを渡していると見てよいでしょうが、ゲーム会社に取り「命」とも言えるゲームデータを相手が欲しがったからと言って、一時的にでも無償で渡すとは考え難いのです。
此処までのBOIの広報ではMGの有無も、金額も全く触れていませんから上記は全て憶測の域を出ていません。
しかし結論を言えばBOIが「MG」を受け取っている可能性は極めて高いと思っており、それが「開発済みゲームの販売権」なら、受け取り金額全てが利益となりそうです。(笑)
12日の決算発表での大逆転を期待しています。(^○^)/
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