小型株急落の切っ掛けとなったサンバイオが5日ぶりに反発し、昨日はストップ高と、ようやく一段落がついたようですが、昨日のNYは220ドル安と此方は波乱含みです。
サンバイオの下げ率は5日間で78%と記録的で、下げのスタートとなった新薬不調のアナウンスが引け後だったことも有り、ほぼすべての投資家が信用買いを最後まで切れずに、本日の日経報道によると証券5社合計で35億円の追証が発生し、中には1億円を超す追証を迫られた個人も居ると言います。
と此処まで聞くと思い出すのが、16年のアキュセラ・インク(現・窪田薬品HD)で、当時も同じように暴落し、被害を被った知人の体験談を聞いたことがありますが、資産的蓄えのない急成長株への投資はかくも危険な訳で、集中投資が好きな平九郎も「一寸先は闇」ですから、明日は我が身です。
実際今回のように、バイオ株は突然の悪材料発表で急落することは良くありますから、信用を使った集中投資等をしていれば、追証の発生でパニックに陥るのは必然とも言えますが、それでも買う投資家が絶えないのは、やはり「早く儲かる」からで、リスクを承知で投資している訳です。
しかし、現実には株を長くやっていれば上記のようなことは「良くある」ではなく「必ずある」ですから、保有株する小型株は全て「破綻」を前提に考え、例え一銘柄が全損しても投資家として生き残れるようにはしています。
「そんな危ない事しなくても」と思うのが普通の考えですが、これはもう「生き方」であり、たとえ結果を後悔しても「やらずに後悔するよりマシ」と考えているからです。
投資方法に正解などなく、要は自分に合った投資スタイルがあるだけです。
現実に周囲の成功した投資家を見ていると、やはり自分なりの投資法を確立している人ばかりであり、その投資スタイルは見事にバラバラですね。(^○^)
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