必ずご自身で「確認」のうえ「自己責任」にてご利用ください。 当然ですが、損害を蒙ったとしても、なんら保証されるものでは有りません。

インドの猿になるな!

昨日追伸として記入したように、21日付の朝日新聞デジタルは東京地検特捜部が法人としての日産を立件する方向で検討していると伝えています。

同紙によると、有価証券報告書への虚偽記載が長期間続いていたため、法人としての責任も重視し、法人も罰する「両罰規定」の適用に向けて捜査を進めると言うことですから、法人が有罪になる可能性は否定できません。

むろん無罪放免と言うことも考えられますが、ゴーン氏の逮捕で配当が減額される可能性もあり、長期保有すれば更なる株価の下落リスクは十分ありますから、今買うのは割に合わないのです。

そして、有罪になれば「疑惑」は「事実」に替わりますから、これまでの記載は虚偽となり、過年度に遡った有価証券報告書の訂正が必要になりますが、これこそ15年前の西武鉄道が上場廃止となった罪状なのです。

ちなみに増益のトヨタの19年3月期の予想配当性向は約30%、やはり増益予想のスズキは僅か15%程度ですから、減益予想の日産の配当性向が44%なのでは、ゴーン氏が株価連動の報酬を得る為、高配当を指示していると見られかねません。

表題の「インドの猿になるな」は昔、平九郎が先輩から教わった格言ですが、「インドでは猿を捕まえるに猿の手がやっと入る壺に食べ物を入れ、猿が食べものを掴んで離さず、手が抜けなくなった状態で捕まえる」と言う伝えから来たものです。

従って、インドの猿のように、「目先の利益に捕らわれるな」との教えですが、食べ物(配当)に目がくらんでいるだけの株主は「インドの猿状態」だと思えるのです。(^◇^)

 

PS.所用に付き明日のメモはお休みです。(^.^)

 

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