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小説 自民党総裁選

16日夜、首相の安倍は珍しく自宅でNHKのニュースを見ていた。

自身の有利が伝えられる報道を微笑みながら見ていると、突然「臨時ニュース」が入り、それを見た安倍は仰天した。

なんとその日引退した安室奈美恵が、引退会見の席上で13日告知された沖縄県知事選は、安倍政権が推す佐喜真淳氏でなく、病死した翁長氏の後継として「オール沖縄」が支持する前衆院議員の玉城デニー氏を応援する発言をしたと言うのだ。

伏線はあった、実は、安室の亡くなった母親は翁長知事と同郷で、同じ那覇高校の出身だった。安室自身も、今年5月に翁長さんから県民栄誉賞を授与され感激していたのだ。

安倍が急いで民放に切り替えると、民放は全局引退会見のライブ中継をやっており、既に大騒ぎの様相を呈していたのだが、本当に驚いたのは、その後の自民党総裁選は何方を応援するかとの記者の質問に石破の名前を口にした事だった。

安倍は顔が青くなるのを感じながらも、妻の昭恵の前だったことも有り、努めて冷静を装った。

たかが40歳の女一人が石破を支持すると言って、どうなるものでもないと考えるよう努めたのだ。

既に引退会場の中は騒然とし、記者達が動き出していると、突然テレビの画面が切り替わり、今度は人気抜群ながら小癪な若造の小泉進次郎が写っているではないか。

安倍は隠しようも無いほど蒼白になった。

なんと小泉進次郎が安倍の見ているテレビの画面で、石破支持を口にしているのだ。

朝刊の締め切りまではまだ十分な時間がある。

 

記者たちは猛烈な勢いで動き出した。

 

 

 

 

 

 

終わり(^◇^)

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