11日発売された、トランプ政権の内幕防露本の影響で、同政権の支持率が低下してると言います。
是までにも同様な本は幾つか出ていましたから、「今さらかよ!」と思って居たのですが、どうも今回は著者のボブ・ウッドワード氏が、「ウオーターゲート事件」を暴いてニクソン政権を退陣に追い込んだ実績があることから、これまでの本とは影響度が違うようです。
ただ内容は、金正恩暗殺計画が有った事が新たに加わった位で後は、これまでの防露本と左程変わる訳でなく、政権内の混乱と、機能不全を示すだけですが、問題はこれまでと違い支持率の低下に結びついていることです。
トランプ氏は大統領の座から滑り落ちれば、即座に刑務所に収監されかねない人間ですから、支持率の低下は最も気にする所ですし、自分の任命した部下たちから陰で「バカ」だとか「低能」と罵られていると聞いて機嫌の良い人間は居ません。
従ってトランプ氏が「怒り狂っている」と言う報道は信じる以外に有りませんで、こんな場合普通の人間でも「陰で嘲る部下を出し抜いて事を起こす」を考えます。
従って少なくとも中間選挙までの2ヶ月は、トランプ氏の動きは全く予測不能で、世界のトランプリスクは最大化していると言って良いでしょう。
日本には「触らぬ神に祟りなし」と言う諺も有りますし、最近では「頭に来てもアホとは戦うな」と言う本がベストセラーだと言います。
結論として、キャッシュポジションを上げ、投資先を内需系企業だけに絞る作業を継続してます。(^◇^)
コメントを残す