昨日のCNNの報道によると、イランがホムルズ海峡を含む海域で、大規模演習を初めたと言います。
これは敵対する米国に対する原油の大動脈「ホムルズ海峡封鎖」の脅しと言う見方が出ていますが、「単なる威嚇」と受け止められていますし、今は平九郎もそう思って居ます。
ただこの威嚇、このまま行けば歴史的にも仲の悪い両国だけに、拗れる可能性が否定できず、イラン原油禁輸の実行が迫られる11月4日に向けて、ホムルズ、マンデブ両海峡の封鎖が現実味を帯びて語られて来そうです。
しかもトランプ大統領が必勝を期す中間選挙は2日後の11月6日ですから、直前に開戦等という事になれば、戦時は大統領支持傾向の強い米国ですから、トランプ勝利の可能性は上がるでしょう。
というより、日程からすると、トランプ氏はイランに暴発して欲しくて仕方が無いようで、イランが暴発しなくても、緊張感の高まりは対イラン強硬派のトランプ大統領に有利に働くと考えているとしか思えません。
つまり米国の狙いは
「イラン暴発しろ~!したら多国籍軍で攻撃して、パーレビ元国王の子供でも送り込んで傀儡政権を作り、また米国の支配下に置いちゃうぜい!」
という事です。(笑)
現在の米国は世界最大のエネルギー産出国ですから、ホムルズ海峡が封鎖されても、困りませんし、困るのは拉致問題を依頼していることで、トランプ氏に借りがある状態の日本です。
しかも日本が困れば困るほど、米国の立場は強くなり、対イラン戦争費用の負担も多額になりますし、貿易面でも有利な立場を引き出せますから、まさに1石2鳥です。(笑)
まあ先の事のようですが、米中間選挙は確実に行われますし、選挙に向けて、トランプ氏はより強硬な姿勢を貫くことは間違いないでしょう。
流動性の薄い小型株の投資家としては、その場になって困らないように、今から準備をしておく積りです。(^○^)
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