四季報初心者向けサイトの紹介で、「四季報 株超入門」をgoogle検索すれば、初心者に必要な情報は手に入ると書きましたが、入門サイトを利用する上で1つだけ注意すべき点を話しました。
それは初心者が最初に教わる、基本中の基本と言われる
「分散投資を妄信しない!」
事です。
誤解の無いように書いておきますが、本当の初心者なら、やはり分散投資は必要ですが、分散の度が過ぎる事が多いのです。
また初心者は分散を重視するあまり、銘柄を増やし過ぎて、選択も内容の理解も甘くなることが多いのです。
まあ資金量にもよりますが、業種の違う5銘柄以上に分散すれば、かなりの分散効果は得られますから、5~10銘柄への分散で十分だと思っており、それ以上の銘柄を保有すれば、選択が甘くなる弊害の方が大きい気がしています。
第一資金を増やしているベテラン投資家を見ていると、ほぼ例外なく「集中投資」をしていますし、30銘柄を保有していると言う投資家も1銘柄で30%以上保有して、残り70%で優待を含めた29銘柄などと言う事が結構多いです。
確かに、分散投資をすれば、1つ1つの失敗は目立ちませんし、株は長期投資と言い続ければ、例え間違えても言い訳が出来ますが、それなら市場連動型のETFでも買えば、ほぼ同じ結果が出るでしょう。
ただ何れも、資金を大きく増やそうと思う者には、あまり役には立ちませんで、個別株の投資で分散投資を推奨できるのは飽くまで、初心者が勉強中の場合だけであり、分散を強く勧めるのは投資家から、薄く長く利益を得続けたい業者の都合です。(笑)
十分勉強し、経験も付いてきたと思ったら、集中投資を考えるべきでしょう。
ちなみに平九郎の場合は、アイ・エス・ビーとアルファクスの2銘柄で、軽く50%を超えますし、デジタルガレージや、インターネットイニシアティブ、ピーバンドットコムで40%程度、残りの最低株数を保有するだけの監視銘柄で10%程度です。
ただ、「行ける」と思う銘柄が有れば、長期保有株を一時的に売却しても、行けると思う株に資金を集中することが良くあります。
な~に長期的視点で見ている自信が有るなら、一旦売ってもまた買い戻せば良いだけです。(^○^)/
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