ダークプールと言う市場が有るのをご存知でしょうか？
SBI証券が4月から大口顧客向けに始めた「SBBO-X」（SBI Best Bid Offer）サービスが使う私設市場の事で、別に違法な怪しい取引市場では有りません。（笑）
同サービスを簡単に言えば、利用する顧客にとって約定価格が有利になる事があり、しかも売買高によって、手数料の割引があるという、有利なサービスと言えるでしょう。
ただこの取引、取り次ぐ証券会社にも大きなメリットがあり、それは証券会社が取引所に払う100万円に付き20~29円と言われる手数料（場口銭）が要らなくなることで、ある意味証券会社の取引所化と言えそうです。
そして、それを評価してなのか大量保有報告書を見ると最近JPモルガン等の機関投資家が次々と同社株の買い増しを行っており、決算は上方修正が発表済みで、株価は10年ぶりの新値を付けた後、初押し場面です。
そこでネット証券では圧倒的な存在感を示す同社だけに、今後の相場の中心になる可能性を感じ、昨日買ってみました。
野村証券等の方向性が相続等、従来の信託銀行の業務に傾倒して来ている事を考えると、株を扱う証券会社の1強多弱が完全に決まったのかもしれないと思い始めました。(^.^)
コメントを残す