チャートを見る時、日々の足しか見ない人も多いようですが、平九郎は必ず月足20年チャートを見るようにしています。
幸い使っているSBI証券では30年足まで表示されますし、同時に出る価格帯別出来高を必ず確認するようにしています。
これは価格帯別出来高が多い水準には、過去の大商いの時のシコリが必ずあるからで、株価がその価格帯に達した時、多くの売り物が出て、上がり難くなるからです。
従って上がりやすい株とは戻り売りの出ない水準にある株で、それが出来高を伴った新値株です。
突発的な材料が出て、突飛高をした株は、戻り売りが出る間もなく上がりますが、一旦はシコリ価格帯を抜いても、損が無くなれば売って来る投資家は多いですから、勢いが止まれば売り物に押されることになります。
所が出来高を伴い過去のシコリ玉を熟しながら新値を付けた株は、大抵は業績を伴っていますから、上がり方も着実で、既に売り物を熟している以上、業績の変化予想とともに買われていきます。
むろん突発的な事故や事件も有りますから、絶対では有りませんが、業績が良く売り物が少なくなれば上がるのは道理です。
そして、クリスマスを控えたこの時期、シクラメンの鉢植えを買う人も多いでしょうが、鉢を選ぶときには「蕾=つぼみ」の多いものを買う事で、花を長く楽しめます。
これは企業も同じで、増益の為の「蕾」が多い企業が良い訳ですが、実例で言えば、新工場の稼働や、企業買収、新製品などがそれにあたります。
以上のような条件に当てはまる株が有れば、取敢えず、少しだけ買ってみて、それから詳しく調べることが多いです。
3500余りもある銘柄を一から全て調べるには、人生は短すぎるのです。(^◇^)
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